Society5.0に対応した高度技術人材育成

enPiT everi 社会人向け「人工知能・ロボット・IoT」に関する短期講義・演習プログラム

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活動紹介

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3月4日(日)にオンライン・フューチャーセッションを行いました。

オンライン・フューチャーセッションの紹介ページ

https://enpitworldcafe.wixsite.com/future-session

オンライン・フューチャーセッション ダイジェスト

 

  • 各分科会ファシリテーターからのフィードバック

【分科会A田原 様】

パラダイムシフトにおいて、新パラダイムは、旧パラダイムの否定ではなく、包括するかたちで拡張される。機械論パラダイムが作り出している問題を考察することで、前提となっている考え方に気づき、それを乗り越えていくヒントを探った。

Zoomによって思考フレームの外部から多様な視点を取り入れるのと同時に、信頼関係を気づいていくことや、トップダウンで管理するのではなく、個人が創造的、自律的に活動して自己組織化していくことが、新パラダイムに繋がっていくことを述べた。

分科会B清永 様】

地域企業の人材の確保、教育の大事さと課題への取組みが事例と共に語られた。無限の可能性を感じるITを活用して、地域を超えた「関心の集合知」から「活動の輪」を実現へ。

<対話の内容>

−「人材育成」を実務としている方との悩みの共有ができた

− 他地域での活動が良い事例として参考になった

− zoomを活用することで、自己組織化という心強い環境を得ることができた

− オンラインの可能性を再認識させられた

− 違う世界から自分を見つめることができた

− 地域と業界の壁を乗り越えての意見交換に価値を見出せた

− 自分の常識を客観的視点から疑うきっかけとなった

− お金の為だけに働かなくても良い社会を子供や親と会話するネットワークの中で議論したい

− 色々な人に気軽に話しかけられた

− 希望に満ちた明るい未来を人とAIの融合から生み出せそうな感じがした

− 違う分野で活躍している人の話は楽しいし刺激を受ける

<感想>

今回のフューチャーセッションに参加された方々の共通点に社会に対する意識、関心、感度の高さを感じました。限られた時間でのコメントやご意見でしたが、その背景の説明や感じている課題、ご自分の提案などお聞きすれば、多くのお話を頂けたに違いありません。

皆さんの中に有識者と呼ばれる方は少ないかもしれませんが、色々な社会的課題に関心を持ち、協議に参加し、活動ができる方々の集いであったと思います。同調できる方が地理的な身近にはいないけど、このような空間を飛び越えて集う事で同志の存在を確信し、活動への勇気を共有できたのではないでしょうか。

今日、地域が抱える複雑多岐にわたる課題解決のために、「存在の集合知」⇒「関心の集合知」⇒「活動の輪」となることが必要と考えます。ファシリテーターの存在と合わせて、真のリーダーの存在こそが必要だと考えています。

 

【分科会B:平安 様】

企業内部署にて部下のモチベーション低下について。 Question:現状人手不足なのか人材が育っていないのか社員のモチベーション維持が困難。

<対話の内容>

①社員の共通目的は? ②テーマは? ③方向性は? ④目標は? ⑤責任は? ⑥上司が楽しんでいるか? 等々 Answer:様々な現状についての質問、辞令が飛び交いました。

結論として ・上司、部下共にプロジェクトや工程についての目標を明確にする(今行っている ことの原点回帰になる) ・社内 SNS を活用しお互いの作業について知り、刺激しあう。 ・外部の講習などを活用し、外を知る。 ・お互いに褒めあう。 ・ひとつのミッションを任せ、失敗しても責任は持つというふうに安心させて力を 出させる。 等の意見が飛び交いました。

<感想>

Zoom を使った不特定多数の方との交流が当初は不安でしたが、共通の課題でのブレイクタ イムにより、地域を超え同じ課題を抱えていることが実感できました。 また、第三者の意見を拝見できとても有意義な時間を過ごすことが出来ました。 いろんな活用法がこの zoom 会議には無限に秘められている事も実感できました。

 

【分科会B:澤田 様】

<対話の内容>
− 動画を活用した後継者育成の為のツール共有
− 現在の就職・転職市場の傾向と対策について
− 障害者雇用と職務内容について

<感想>
ZOOMを使用してのオンラインミーティングでは、遠く離れた場所にいる相手との距離感を感じさせない機能(画面共有・チャット・グループセッション・発言者へのフォーカスなど)が搭載されているためまるで目の前の相手と話しているかのように錯覚するほどリアルな対話が行えました。
幅広い年代や地域の方と繋がり情報交換を行うことで、課題の解決や学びの場としても最適であると感じます。

それぞれの職業ノウハウをもとにディスカッションを行い、地域活性の糸口を掴めた。今後も繰り返しディスカッションを行うことでアイデアを深めていけると思います。

 

【分科会B:木原 様】

<感想>

分科会Bでのお話は私の進行が上手ではなく、四人の活動報告などできませんでした。
その中でも今回感じたことを述べさせていただきます。

今回はスイスからの参加の方もいて話を聞いていると、私の中の壁がぼろぼろと壊れました。
いつもいる近くの人、お互いに考え方の誓い方からの話からは得られないものをいただけました。またの機会にも是非参加したいです。

 

分科会C:松本様・西嶋様】

− 分科会Cでは3名のファシリテーターから、医療、障害者雇用、福祉それぞれの現状の問題意識の共有がされ、グループに分かれての対話が行われました。

(医療)

− 地域の総合病院、精神科・産婦人科・医療現場を見てきて、人間関係の希薄さ、孤独などの受け皿がないために医療が代替している現状などがあり、つながりや想いを共有する場がない事が課題。IT技術が普及することで、自宅にいながら対話し繋がれる面が大きく、対話の中で出会いや、アイディアが出てくることが多い。

(障害者雇用)

− 人がうまれた場所や状態によって選択肢が阻まれない世の中をつくりたい

− 日本人口の約6%が障害者。最近は精神障害の人が増加。障害者の雇用がないこと、ある場合も平均月収が15000円程度と安価であることが課題。

− IT技術の普及により、遠方や在宅勤務が可能となることで変化がうまれている。

(例)

− 東京や大阪の仕事を受けて携帯アプリ開発を障害者に実施してもらう。

− KDDIはキャッシュレス化して賃金を電子マネー支払い障害者の負担を減らす試み中。

− ICカードによって障害者が電車に乗れるようになり活動範囲が広がった。

− 福祉×●●、いろんな人とタッグを組んで仕事づくりできる。

(例)

− パティシエが障害者に教えて、ケーキを創り販売していく事業は収益性が高く成長中。

(福祉)

− フィンランドの福祉の現状を紹介。社会福祉改革2020としてサービスの簡略化・明確化などを推進している。KELAカードを国が発行。診療の記録や処方された薬の情報を一カ所に蓄積して医療従事者や家族・当人が閲覧できるようになっている。外国人だと言葉の問題もあるので、あとで閲覧できるのは便利。

− 課題は、仕組みが複雑すぎて全体像がわからなかったり、基本は、利用者が自主的に理解活用していくことを求められているため、ITが弱い人など利用者の負担が大きい点。

− 日本だと医療従事者により使う言葉が微妙に違う場合もあり、どう合わせていくか課題になりそうとの意見もあった。

<感想:松本 様>

イメージで可能だと分かっているイベントの開催に関わらせて頂いた体験が最も大きな財産です。内容が盛り沢山で時間が短くて不消化なのは否めないので、開催方法は今後色々検討できる部分だと思います。次回への希望として、分野だけでなく年代をまぜたワールドカフェが実現したら面白いと感じます。若い人にもっと発言して欲しいです。継続した取り組みが今後すごく楽しみです。

<感想:西嶋 様>

初対面かつ違う分野の人と深く対話できたことに驚きでした。 前半に自分の興味のあるところで学び、後半で他の分科会に参加されていた方と共有するという構成も考えが広がり良かったです。 何より楽しくて、3時間が本当にあっという間に感じました。

ありがとうございました!次回も楽しみにしています。

アンティライネン 様

面白い企画に参加させていただきありがとうございました。まだ改善する所はあるにしても、とても面白いイベントで今後も参加していきたいなと思います。 小さいグループでの会話では、今までにズームを使ったことがあるかたと使ったことがない方の間に差があるなと感じました。10- 15分の間に会話してくださいと言われても、時間が設定されてのディスカッションに慣れてない方やそもそもディスカッションをしたことがない方はあまり話せなかったのでは無いかなという感じました。

 

分科会D奥山 様】

参加者は10名程の小規模でしたが、その分最後に1人1人聴く時間が取れました。導入プレゼンで「問題を抱えるのではなく課題を掲げる」としてポジティブに方向付け、その場で画期的なアイディアは出ずとも、各々が取り組める課題がおぼろげながらも見えてきたと思われます。奥山が得た収穫は、農業関連者にITが浸透しないのは、年齢層は関係なくその当事者の意識の問題であることが明確となった、という確信です。

 

【分科会E森 様】

<対話の内容>
− フリーエネルギーの未来について質問があり、核融合もしくはグラフェンが発生させる電気が候補、ということを共有しました
− ワールドセッションまでの空き時間で、「時間ギリギリまで聞きたい」という意見を沢山いただきました
− あと、セッション内では無いですが、セッション後にEルームの方、もしくは別ルームの方でEルームの方から聞いた感想として、「刺激的な内容だった」というのを何件もお聞きしました

<感想>
現在のコンピューティングと、未来の世界について、怖くもあり、ワクワクもするお話をさせていただく機会をいただけたこと、まずは感謝申し上げます
このような機会が無ければ、多くの未来を考えたい方にお伝えすることも無いため、未来を良い方向に変えていくムーブメントも生み出されにくいと考えます

その点で、Zoomによるビデオセッションは、この国にとって、必要とされるインフラでは無いか、という確信めいたものを会を通じて感じました。残念だったのは、時間が非常に限られたものであり、ディスカッションしたかったことの1/3程度しか達成できなかったことでした
あと、Zoomを使った二次会とかを引き続きできる形式にして欲しかった、とも思いました
今後のイベントの組み立て時には、ぜひZoom二次会をご検討いただけたら、と思います

【分科会F巖洞 様】

<感想>

PCカンファレンスに参加しました。zoomというアプリを利用して全世界の方々との検討会。「観光とIOT」をテーマに私が問題定義者として10名の皆様とお話をさせて頂きました。

大きく2つ

①イベントに頼らない平日のにぎわいをインバウンドを受け入れる事について

②観光客を受け入れる事で住人が住みにくくなる、住む人の為の「町」と商売人の為の「街」の「まちづくり」の違いについて「住みやすさno.1北九州市」と「人口転出率超no.1北九州市」明暗がはっきりわかる事案。

若者がまちを出る。根付かない。

年配者が住みやすいまち。北九州市に未来があるのか?松清社長の話が刺さります。

「手遅れになる前に・・・」産業が興り、雇用創成ができればいい。だけじゃダメ。北九州で介護での雇用を唄う人もいます。人の為になる為の仕事です。悪くない。それだけではダメだと転出率が示している。

観光産業で地方創生する事で若者が地元でイキイキと働く事ができる可能性を見出だす。

景観だけでは人は来ない。グルメ、ショッピング、体験、人との出逢い。

そこにIOTを駆使する事で、新しい何かを見出だす事ができる!その何かを若者に託す。

その為に全世界の方々とお話ができるzoomこそIOT。今回繋がった皆様とこんな話を今後もさせて頂きたいです!

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