科目名 | 自動運転とモビリティ事例講義 |
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科目名(英名) | Autonomous Driving and Mobility Case Lecture |
担当講師(氏名・所属) | 谷川 浩(一般財団法人日本自動車研究所)、菊池 務(トライポッドワークス株式会社) |
分類 | 選択/コース必修 |
授業形態 | 講義 VOD |
時数 | 4コマ |
時間数(コマ数✕1.5) | 6時間 |
授業の概要 | 【無料公開中のため、動画視聴のみです。課題、成績評価、講師サポート、修了認定はありません。】 自動車業界や交通社会にとって百年に一度の大変革をもたらすと言われる自動運転、交通事故の削減や高齢者が免許証返上後の移動手段の確保、ITと融合した移動サービスの高度化など、様々な分野で自動運転を使った実証実験も行われている。また、モビリティの分野では、MaaSやコネクテッドカーと呼ばれる、IoT技術をベースとしたビジネスの話題が活発化している。 一方で、技術以外に、自動運転の安全性や社会受容性など、実用化に向けた多くの課題を抱えている。また、モビリティの分野においても、従来の技術シーズベースでのアプローチだけでは実ビジネス化する事は難しい状況である。 本講義では、自動運転技術の概要や安全性確保のための取組み事例などを紹介し、自動運転実用化のイメージや課題に対して理解を深め、自動運転を利用した新しいサービス実用化に向けた取り組み事例などを紹介する。また、モビリティ分野における市場の把握、ならびにビジネス化(事業化)に必要な、ビジネス構築のためのプロセスを、理論面とケーススタディ(事例)を行うことでこれらの理解に資する事を目的としている。 |
到達目標 | ・自動運転技術の概要、安全性確保のための設計手法を理解する。 ・自動運転の実用化に向けた課題や取組み事例を理解する。 ・モビリティ分野での市場状況を知る。 ・ビジネス化のための必要な要素とプロセスを知る。 ・ビジネス化事例を参考に、自らの事業計画立案のヒントを得る。 |
難易度 | ★ |
分野別難易度(前提知識) | 産業:★ |
履修上の注意 (準備学習・前提知識) |
自動車の電気電子制御システム、自動運転に関する基本的な技術要素やキーワードについては理解していること。 また、IoTに関する基本的な技術要素やキーワードについては理解していること。 |
授業計画・内容 | 1 自動運転とは 1.1 自動運転の目的・コンセプト 1.2 自動運転のレベル定義 1.3 自動車の電気電子制御システム概要 1.4 自動運転技術の概要 1.5 自動運転実用化に向けた取組み動向 2 自動運転の安全設計と自動運転の将来展望 2.1 自動車の電気電子制御システム機能安全設計概論 2.2 自動運転の安全設計概論 2.3 自動運転に係る今後の動向と将来展望 (CASE、MaaSなど自動運転と情報サービスの関わりや動向を紹介) 3 モビリティについて 3.1 モビリティのおけるIoTビジネス環境の俯瞰 3.2 IoT(技術)をビジネスに転換するプロセス 4 モビリティのビジネス化 4.1 ビジネス化への道:シーズ研究開発例 4.2 ビジネス化事例 4.2.1 商品開発 4.2.2 国内:特定事業者向け展開(運輸業) 4.2.3 業務提携(オープンイノベーション) 4.2.4 海外展開(インドネシア1、2) 4.3 海外におけるCarIoTの状況(Computex2019) 4.4 AIの基礎 |
事前・事後学習の内容 | |
成績評価の方法 | 試験(100%) |
教科書・参考書等 | ・「自動運転技術の開発動向と技術課題」:須田義大、青木啓二[著] https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/57/11/57_809/_pdf |
キーワード | 機能安全、AI、セキュリティ、CASE、MaaS、IoT、車載 |
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